元フロアコーティング業者に聞いた!フロアコーティングの種類について

自宅にフロアコーティングを施す前のこと。施工を頼むフロアコーティング業者について、もっと深く、徹底的に調査してから導入せねば!と考えていました。
そこで、元フロアコーティング業者の方にフロアコーティングの実態について聞こうと考えたのです。 友人の友人をたどっていき、元フロアコーティング業者の方に、ついにお会いすることに成功!  元フロアコーティング業者の方に、フロアコーティングの実態についてお伺いした結果を皆様にお伝えします。

今回は、フロアコーティングの種類についてです。

Q.フロアコーティングの種類はいくつあるのでしょう?

店舗のフロア元業者さん「主に、UVコーティング、ガラスコーティング、ウレタンコーティング、シリコンコーティングの4種類ですね。 一般的に使われているフロアコーティングの種類は、ほぼUVコーティングとガラスコーティングです。ウレタンコーティング、シリコンコーティングは、行なっている業者が限られますね。これら2つは光沢が高く、密着が強い特徴があって、補修ができないため施工トラブルが多いと考えられているのです。業者間でのやりとりも複雑になるので。

ウレタンコーティング、シリコンコーティングは基本的には店舗や施設などの商用施工向けになります」

Q.UVコーティングとガラスコーティングの特徴を教えてください

UVコーティングについて

元業者さんUVコーティングの特徴は、持ちがよく、隠蔽性が高いのでゴミなどが目立ちにくいことですね。しかも他のコーティングと比較してしっかりと膜ができるので、基本さまざまな衝撃に強いんです。防滑性(すべりにくさ)と防火性に関してはとくに他のものより強いですね。一般家庭に非常に適しています。

UVコーティングは、特殊な機械を用いてコーティング剤を固めます。女性の方は『ジェルネイルと近い』というとわかりやすいでしょうか。ジェルを塗った後、UVライトやLEDライトの機械を用いてしっかりと固めることで、3週間から1か月という長い期間、美しいネイルを楽しむことができますよね。
それと同様に、UVコーティングを行うと、機械によってコーティングされた状態でしっかりと固まるため長続きするのです。しかも、ジェルネイルと同じく短時間で乾燥させることができますから、施工したらすぐに入居できます。入居済みのご家庭なら、施工後にはすぐにその部屋を使えますよ。
ですが、特殊な機械を使用するために、費用が他のコーティングと比較したときに高額になりやすくなってしまうという面もあります。」

ガラスコーティングについて

元業者さん「次にガラスコーティングについて説明しますと…ガラスコーティングは、特殊な機械を使用せず、自然乾燥で固めるため、UVコーティングほどの費用をかけずに済むのが特徴です。ですが、UVコーティングと比較すると、防滑性(すべりにくさ)では多少劣ります。お年寄りや小さなお子さんなど、ご家族に転倒が心配な方がいらっしゃるなら、防滑性にこだわってUVを選んだほうがいいかもしれません。
また、強力な塩素系の薬剤をこぼしてしまった場合にはコーティング表面が溶けてしまうこともあります。費用が許せば、一般家庭ではUVコーティングをするのがよいと思います。」

フローリングの硬さについて

元業者さん「注意したいのが、コーティング後のフローリングの硬さについての問題です。
ガラスコーティングを行なうと、フローリングが9Hなどの硬さになります。鉛筆でHBや2Hのものがあると思うんですが、あれと同じ単位ですね。 ガラスコーティングを主としている業者が、「硬いので頑丈です」とうたっている場合がありますが、硬いからよいフローリングというわけではありません。逆に、あまり硬いと意外に衝撃に弱いという面も。

この点から見ても、UVコーティングは4Hで、ある程度弾力もあるので最もおすすめなのです。 とは言ってもガラスと同じで、つるはしなどで叩いたり、思い切りものをぶつけたりなど、ものすごく強い衝撃を与えれば床が壊れるのは当然。コーティングをしたからといって、一般常識の範囲を超えるような強い衝撃にフローリングが耐えられるようになることはないので注意してください。

フロアコーティングを行なう業者それぞれで、コーティング剤の配合も、費用も異なります。フロアコーティングを依頼するなら依頼前に直接問い合わせて、細かいことでも必ず確認するのが賢明ですよ。」

元業者さんに教わったフロアコーティングの種類に関するetc.

床を見る業者の男性UVコーティングとガラスコーティング、同じフロアコーティングでも種類によってかなり違うことがわかりました。ガラスコーティングの硬さについて、実際にとあるフロアコーティング業者に問合せたときに同じことを言われたことがあるので……騙されてしまうところでした。要注意ですね!
ざっと今回学んだことをおさらいしましょう。

  • 一般家庭でよく使われるのはUVコーティングとガラスコーティング
  • ウレタンコーティングとシリコンコーティングは商業的に使われることが多くなっている

UVコーティングの特徴

  • ・メリット:衝撃に強い。持ちがよい(耐用性)。ゴミなどが目立ちにくく、すべりにくい。また防火性に優れている。
  • ・デメリット:施工時に特殊な機械を使用するため、他コーティングよりも施工費用が高額になりがち。

ガラスコーティングの特徴

  • ・メリット:UVコーティングより施工費用は安い。UVコーティングと比較すると、すべりにくくなりづらく
  • ・デメリット:強力な塩素系の薬剤をこぼしてしまった場合には溶ける可能性がある。

 

コーティングは硬いからよい、というわけではありません。硬さがあるということは衝撃に弱い、ということでもありますから、ある程度の弾力性も必要です。
コーティングの種類ごとの違いもありますが、業者によってもコーティング剤の配合などが異なり、仕上がりは違います。依頼前にサンプル取り寄せや直接質問して問い合わせし、納得がいくまで吟味してコーティングの種類と施工を依頼する業者を決めることをおすすめします。

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